営業系の派遣社員〜体験談〜

新規開拓営業や営業アシスタント、販売など営業職にもさまざまな種類があります。そんな中に、「ルートラウンダー」と呼ばれる職種があるのはご存知ですか? ルートラウンダーとは、既存顧客に対する定期的なサポートと拡販営業を専門とする営業職をいいます。ルートラウンダーとして活躍する派遣社員も多く、人気職種といっても過言ではありません。

顔合わせ

営業=男性の仕事というイメージでした・・・が、派遣先は「女性」を求めていたようです。顔合わせ時には「女性」というだけで喜ばれ、なんだか少し得した気分。慌しいながらも、和やかな雰囲気で顔合わせが行われました。主に聞かれたことは「接客したことある?」「人と話すのは得意?」など、人と関わる仕事(営業)ならではの内容です。とにかくいいことだけ答え、最後には「明るさだけがとりえです」という自己PRも添えました。

採用〜仕事開始

後日、派遣元の担当者から採用の連絡をもらいました。しかし、本来の「営業」という仕事の前に、なにやら研修があるとか。今回の派遣先は某通信会社・・・ということで、自社製品の使い方や契約方法に関わる研修のようです。

研修が始まると同時に、社内の人たちと会話を交わす機会も多くなりました。そこで、社内の雰囲気はと言うと・・・「素晴らしい」の一言です。正社員と派遣社員の比率は7:3ほどで、お互いが支えあって共存しているような雰囲気でした。社内環境もよく、喫煙者のために「リフレッシュコーナー」が設けられているほど。また、街の中心部に位置する会社だったので、お昼時に困ることもありませんでした。

仕事内容

ルートラウンダーとしての主な仕事は、家電量販店における販売促進業務でした。約20〜30件の家電量販店を担当し、1日6〜7件を社用車で訪問する・・・というのがメインです。自社製品の拡販を狙ったキャンペーンの提案、それに伴った売り場の拡大などを交渉します。また、新製品や新規獲得数などといった他社情報を入手するのも大切な仕事です。それらの仕事を有利にするためにも、店長やスタッフとのコミュニケーションは欠かせません。

しかし、仲良くなるにつれ図々しい要求も増えてきます。「売り出しがあるから手伝って」と言われれば、こちらも断れません。休日返上で販売応援に駆けつけては、客寄せのためにウサギの着ぐるみを被りました。他に店頭作りや什器の設置、在庫やパンフレットの補充といった男性顔負けの力仕事も要求されます。

大変な仕事ではありますが、数字となって現れたときの嬉しさも一入。営業以外の仕事としては、電波検証(各メーカーの端末を持って調査する)や事務処理などがあります。

時給や待遇

スケジュール

最初は1,050円から始まった時給も、終了時には1,500円まで上がっていました。それもこれも、契約更新のたびに上司と交渉してくれた担当者のおかげです。ちなみに、同じ仕事をしている正社員の給料はと言うと・・・基本給28万円でした。それにさまざまな手当て(残業や休出手当てなど)が付いて35〜40万円前後になるとか。さらに、ボーナスは夏冬合わせて160〜200万円・・・しかも平社員です。

上を見ていても限がないので、次の話題に進みます。待遇としてはお盆休みや正月休み、GWなどの大型連休がとりやすかったです。フレックス制なので、自分のスケジュールに合わせて取ることが可能。土日祝が休みなので、ほとんどの人が土日〜翌週の土日まで(9日間)としていました。

まとめ

今までは踏み込めなかった「営業」という職種も、派遣社員という形で実現しました。仕事内容はもちろん、仕事の成果が数字となって現れるところも今までの職種(事務など)とは一味違って面白かったです。しかし、これがもし「正社員」だったら・・・私は受けていなかったと思います。派遣社員という雇用形態だったからこそ、一歩が踏み出せたのかも知れません。